サッカーインテリジェンスとは何ぞや
調べれば調べるほど、いろいろ出てきますね……。
「サッカーIQ」とか「サッカーインテリジェンス」って表現されることが多いです。オフザボールとの関係も深いです。まずはわかりやすいところから説明します。
オフザボールって何?
サッカーIQって?サッカーインテリジェンスって??
どうすれば身につくの??
オフザボールって何??
長男の試合中、そんなところでフリーになってもボールはもらえないでしょう……💦っていうことがよくありました。ボールから離れすぎていて、敵にとっても脅威じゃないからフリーでいられるってことです。反対にボールに近づき過ぎてお団子状態。小学校低学年でよくみられる光景です。
オフザボールとは、ボールを持っていない人の動きのこと
です。ボールを持っている人(ボールホルダー)に対して、ボールを持っていないチームメイトがどういう動きをするかってことです。よく言われるのが試合中ボールに触っていられるのは数分に過ぎない。大半はオフザボール(ボールを保持していない)であり、この駆け引きが非常に大切だってこと。それをオフザボールの動きって表現されることが多いです。
でも、YouTubeでは足元がらみのノウハウはすごーくたくさんあるのにオフザボールに関することは少ない気がします。我が家も昨年からYouTubeを中心にオフザボールの動きについて随分学びました。でも、すっごく難しいです。
サッカーIQって何?サッカーインテリジェンスって何?
オフザボールの動きが感覚的にできていない時点で息子のサッカーIQが低いってことは薄々気づいていました。それでも、高学年までそれなりにやってこれたし、移籍先のチーム練習でそういうことを習得してくると思っていました。が、しかし‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
コーチに同じことを何度も指摘されたり、試合の途中で交代させられたり(泣)で、親が立ち上がることにしたのですが……。
サッカーってものすごく奥が深い!
サッカーってものすごく面白い!
サッカーって実は知的なスポーツなのね!
ってことがわかりました。
サッカーIQやサッカーインテリジェンスっていうのは、サッカーにおける知性のことです。サッカーは迅速な判断の繰り返しを行うスポーツです。自分対相手。だけじゃない面白さと難しさがあり、味方の動きと敵の動きを見て、先の先を予測して動かなきゃいけないスポーツなんですよ。
はっと気づきました!
我が家を見下している、あの親子。
サッカーIQを上げるための躾をしてる……。
たとえば、どこかへ出かけたときに目印となるものを見つける(見る力を養う)。自分が行ったプレーの意図を問い詰める(判断・意図を持たせる訓練とそれを言語化する訓練を結構厳しめにしていました)。ってことを徹底していました。
彼の基本的な性格として「おしゃべり」で「人とのコミュニケーションを積極的にとる」「コーチの横や前にいるようにしている」タイプのしっかり者も手伝っていると思いますが、我が息子とは正反対です(泣)
サッカーの原理原則は
「ゴールを奪い、ゴールを守ること」です。
確実かつ最速でゴールを奪い、ゴールを守るためにチーム全員が動く。これがサッカーです。「ゴールを奪い、ゴールを守る」ために最善の方法をとれる選手の事をサッカーIQが高い選手と呼び、このIQだったりインテリジェンスは、足が速いとか体力があるとかフィジカルが強い以上に試合に求められる能力だそうです。冷静に考えればそうですよね。勝負に関係ないところでいくら速く走っても、たくさん走っても、全部無駄ですから。さらに言えば、次のプレーを予測できていれば足が遅くても走り出しで上回れるし、いくらでも活躍できるのです。
では、サッカーIQの高い選手は何を見て何を判断しているのか???
そこはポジションによっても異なりますが、ボール保持者であれば近くにいる敵の次の動き(よく、矢印と表現されます。ディフェンスの矢印を見て矢印の逆をつけばパスやドリブルが成功します)と、味方の体の向き(パスが受けられる味方はどこなのか、誰にパスをすれば最短でゴールにつなげられるのか)を見て、パスかドリブルかを判断。パスを出したなら、次に自分はどこでパスを受ければゴールできるのか、もしくは攻撃を有利にすすめるためにスペースを空けるのかを判断。なので、複数人の位置と体の向きを確認して、次のプレーを判断しているのです。(たぶん)
あ、去年の我が子、自分とゴール以外何も見てなかった……。
今も、怪しいけど。
じゃぁ、ポジションによる違いって??
インテリジェンスの鍛え方って??
に、ついては次回です。
絶賛勉強中の母。
親がここまでする必要あるのかなぁと、常に不安と戦いながら学んでいます。