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8歳次男よ、人はそれを“歯を食いしばって”と呼ぶ

息子たちが所属しているサッカーチームはレベルによって所属グループが分けられ、所属グループによって練習日や場所、時間が異なります。所属グループは学年を超えるので、次男のレベル(体力、技術力)が上がれば長男と同じグループに所属する可能性だってあります。

 

で、次男が現在の所属から一つ上のグループに上がれるかもしれない!と、いうことになりました。コーチから直接声をかけてもらうのですが、子どものモチベーションはもう爆上がりです。上に上がったも同然の喜びよう。ただ、子どもの話では一度上がっても、下がることもあるそうです。

 

この昇格をかけた戦いは想像以上に大変でした(笑)

1か月をかけて上のクラスの練習会に参加するのですが、もちろん現行クラスの練習会にも参加しなくちゃいけないわけで。要するに一日に2回、練習に行く日が週3回の割合で1か月続くのです。結局上のクラスの練習についてこれなければ、上がれないので、両方とも参加する以外に方法はないのです。

 

さらに、一つレベルが上がるだけで練習時間も練習内容もハードになるようです。現行クラスでは練習場を数周走るだけだったのが、上のクラスではゲームをして負けたら3周勝ったら2周(結局、全員走る)。一番遅かった人はゴール地点で腿上げ10回。時には1周〇秒以内に走り切れなかったら、追加で1周とか。

 

で、次男。

口を開くと涙が出そうだったから、練習中ずっと口をつぐんで頑張ったんだ。

と、練習後教えてくれました。

その話を聞いて母が泣きそうになりました。本当に頑張ったんだな。そして、やり切ったんだな。凄い勉強をしているな。成長するな。感極まってその日は「よく頑張ったね頑張れたね!」とだけ伝え、それ以外には何も思い浮かびませんでしたが翌日、次男に「口を開くと涙が出そうで、泣かないよう口をつぐんで耐えることを、歯を食いしばるって言うんだよ。これからもそういう場面に出くわすけど、そうやって乗り越えるんだよね。それから、歯を食いしばるっていう意味も身をもって実感できたね」と伝えました。

 

 

8歳で歯を食いしばることを学んだ次男。

たのもしいです。

 

さてさて、昇級することはできるのでしょうか。

両方の練習会に参加する本人が一番大変なのは承知していますが、送迎(並走)する母も、大変ですのでさっさと昇格して欲しいです(笑)