小学生サッカーチーム問題 長男4年で2度目の移籍まで(1)
東京の?小学生がサッカーをする場合どのチームに所属すべきか悩ましいところです。
私の知っている地方にはクラブチームもサッカースクールも存在しなかったので、ほぼ全員が小学校のサッカーチームに所属していました。うまい下手関係なく、一択しかないのでそれはそれでラクです。諦めもつくしね。
でも、東京には小学校チーム、クラブチーム、スクールなど選択肢がたくさんあって、それぞれのチームに特色もあって。色々なチームを体験することが良いのでしょうが、一回数時間ようすを見たところでよくわからなかったり、所属するのが子ども本人なのでそこもまたわかりずらいところ。
サッカー大好きな子ならもう少し明確。とにかく上を目指せるチーム。J下部や世界名門クラブチームの下部組織チーム。もしくは、ブロック内の強豪チームに在籍させる(もしくは、在籍できるようスクールに通い、セレクションに通る努力をする)ため、親子で努力する。サッカー好きなお子さんなら、スクール通いも自主トレも自らすすんでできるでしょうし、日常的なボールタッチも声掛けの必要はないと思います。親がすべき努力としてはスクール探しに血眼になることと、セレクションを調べまくることじゃないでしょうか……。
最も一般的なのが、長男のような以下のタイプだと思います。
■身体能力は人より上
■足の速さは学年で5位以内
■サッカーは好きだけどゲームはもっと好き
■サッカー以外にも色々興味がある
■そこそこサッカーもうまいけど、向上心が見られない
■その割にサッカーが結構うまい
長男は幼稚園の頃からサッカーをはじめ、チーム内で一番うまかったです。
小学生になり、チームを探した(それほど本気で探したわけでもありませんでしたが…)結果、近くに超強豪チームがあったのでそこに所属させました。週末は5時間程サッカー漬け。基本はゲーム中心で進むので、サッカー好きにはたまらない環境でしょうが、長男にはきつかったようです。負けチームは障害ありグラウンド1周が課せられていたようですが、その中のウンテイが一番楽しそうでした(笑)。自立を促すチーム方針のもと、親のお手伝いは一切ないかわりに見学などもほとんどできませんでした。男所帯で勝気な子も多く、喧嘩も日常茶飯事だったようです。喧嘩等を面倒に思う長男にとっては、そういう部分でも合わなかったようです。それでも、練習後お迎えに行った際の長男は大抵すごくいい表情をしていました。やりきった感のある清々しい表情で「今日は3点決めた」とか、「今日は○○と同じチームだった」とか「ウンテイが一番早かった」とか。親のいない世界で逞しく頑張る姿がいじらしくも誇らしく、母親としては好感を持ってみていました。ただ、ジャイアン的存在の子がいる事と雨でも極寒でも練習をする所、練習時間の長さ、監督が親に冷たい(笑)ところが気になっていました。ジャイアン的存在の子に関しては、どこにいってもそういう子はいる訳なので、うまく乗り越えて欲しいなぁと思っていましたが……。
結局、2年生の途中でチームを離れることになりました。
せっかくレギュラー入りしたばかりだったので残念でしたが、長男には合わなかったようです。
ちなみに、強豪チームなだけに負け知らずでした。練習中は基本ゲームばかりなので、うまい子たちは皆、平日サッカースクールに通って個人技を磨いていました。長男も途中からスクールに通わせました。そう。基本的に自分で磨ける部分は自宅で。チームが揃ったらとにかく実践練習で動きを(自ら)習得しよう。と、いう感じのチームでした。セレクションもなく、体験も何度でもオッケーでしたし、基本的な足元ができていなくても下手でも本人が気にしなければ所属し続けられます。公式戦になかなか出してもらえない。チームメイトからバカにされる、だけです。メンタルは相当強くなると思いました。
さて、これまで週末サッカー漬けだった長男が自宅にいるようになり、週末のお父さん状態です。ポケモンGOに高じた結果視力低下を招き、母のストレスは急上昇しました。たのむから、サッカーじゃなくてもいいから、スポーツチームに所属しよう!という話になりまして。この1年間で情報収集した結果、気になるチームがありまして。そこを提案するつもりでいたのですが……。
次回に続きます。