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ジュニア年代のチーム選び チーム方針の話

クラブチームの場合、代表だったりチームによって明確な方針があります。

それは説明会や練習体験の日に聞くこともあれば、チームのホームページで明示されていることもあります。入会しなければわからない場合もあります。地域のチームであれば学年担当のコーチの方針によって全くことなります。

 

最も大きな考え方の違いに公式戦へのチーム構成があると感じています。

長男は常に当確線ギリギリにいるタイプなので、気の休まる時期はありませんでした。

必ず試合に出場できると約束されていれば、安心と同時に成長も期待できます。いつかまとめますが、やはり公式戦の緊張感の中でしか得られない成長があるのです。

 

 

■あるクラブチーム(全員出場)

セレクションを設けている某クラブチームは必ず全員を試合に出場させる。という方針でした。たとえ負けてもメンバーには同じだけのチャンスと成長の機会が与えられます。とてもフェアーだと感じました。

 

【デメリット】それによって、チーム内で子ども内での摩擦が生じる(チーム内ヒエラルキー)ケースもあるようですが、多少の事はよくある話。とにかく、悔しい思いをする子は上手くなって見返すしかないです。そこは実力社会。でも、サッカーが好きで集まっている子たちなので努力と実力さへ仲間に認められれば良いだけの話です。

 

 

■ある強豪街チームの話(スタメン・補欠あり)

セレクションがないながらも強豪のチームなので基本的に下剋上。来るもの拒まずゆえに上手い子が新加入すればスタメンの座をさらっていきます。学年を追うごとにAチーム、Bチームにような雰囲気が作られて、Aチームしか連れて行かない試合、Bチームのみの試合、などもあるようです。高校生みたいですね。でも、理にかなっています。それぞれが拮抗したチームと試合できるわけですから。

 

【デメリット】でも、どーせBだし……と、いうメンタルにはなってきちゃいます。Aの子と一緒にサッカーすると楽しいのに、Bだけだと上手くプレーできなくて楽しくない。

 

■弱小街チームの話(A・Bわけなし。全員出場)

チームの中でうまい子もいれば、気持ちの入っていない子もいます。学年を追うごとにA・B分けするチームや学年もあります。ここできちんとした説明がなければ、当確線ギリギリ辺りの子から辞めていっちゃったりします。正しく競わせる必要があります。

 

【デメリット】上手い子にとってパスの出しところがない。試合で勝てないから、移籍を考えはじめる。

 

ジュニア年代はあくまでも育成年代です。「今」ではなく、「この先」を見据えた指導をしてくれるチーム・コーチのもとで我が子を指導してもらいたい。親の理想ですね。

 

あと、厄介なのが我が子は試合に出られないのにスタメンで偉そうにしている子たちを車に乗せて朝から試合に連れて行かなくてはいけない親のメンタル(泣)苦行です。