大人になって自閉症発覚 幼少期の予兆はあったか
先日、10年ぶりの友人に会いました。
いつの間にかの10年ぶり(笑)
コロナ期間もあったしね~。
友人のお子さん。
既に成人を迎えていました(驚!)
確かに10年前は小学生だったので、そうなりますか💦
10歳からの10年間がもたらすインパクトって、それ以外の10年よりはるかに大きいですね。余談ですが……。
本談は、そのお子さんが先日自閉症だと告げられた件。
本人も友人も寝耳に水で、ショックとともに
「だから自分は何もできないんだーーーー」
と、自信喪失してしまっているとのこと。
そのまえから、息子さんは人間関係や仕事関係でつまづいていて、その結果「自閉症」の診断が下ったようです。
友人はワンオペ育児で子どもを育てあげ、子どもたちはそこそこの進学校(高校)に行ったんだ~と言っていたので優秀なお子さんなんだなぁって思いながら話を聞いてました。彼女(友人)は出会った頃から堂々としたタイプで、凄いなぁ、出来る人だなぁという印象を受けるのですが、よ~く話を聞いていると???とかモヤモヤと感じることも多かったので、なんだかんだと再会までに10年を要したんだなってことを思い出しました。
で、さらに私の記憶が甦ってきたのですが、彼女は『見守る子育て』を自負してきた人でした。子どもに干渉しない。でも、信頼と愛情はたっぷり注いでるからって言ってた気がします。小学年代の話でしたが、「教室内で立ち歩きが頻繁で、授業中に教室後ろのロッカーに寝転がったりする」って担任に言われた。でも、仕方なくない?と、担任の先生に非があるような口調で話していたのは衝撃でした。自分は息子の肩を持った。というような内容だった気がします。忘れっぽい私が鮮明に記憶しているくらいなので、当時から相当驚いたんだと思います。
今思えば、当時から息子さんは生きずらさを感じていたのかもしれないなぁ。
彼女は、子どものことで親ができることはない。自分たちの力で解決していくしかないのだ。と、いうようなスタンスの人で、もちろん共感できる部分や凄いなぁと感じる部分もあるのですが、やっぱり子どもの機微に対しては親の介入が必要なのでは?!と思った出来事でした。
小学年代で自閉症が発覚していたら、自分の特性や個性と向き合って、長所を伸ばしてもっと楽しく日々を過ごせたんじゃないかなぁって思わずにはいられないです。
友人の息子さんはここ数ヶ月、自己肯定感を喪失して苦しんでいるようです。外出できないくらいに(泣)
友人は本人の問題だから、と。でもまぁ、成人を迎えていたら親の言うことなんて聞かないでしょうね。それこそ、幼少期の対応が大切になってくるのかも。
『見守る子育て』の距離感。難しさ。
まだまだ私、模索しそうです。