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小学生以降の子育て世代必読!そして、バトンは渡された

瀬尾まいこ氏の小説

「そして、バトンは渡された」

 

 

知り合いに、半ば強引に貸し出された小説。

一日で読破しました。

 

 

育児が日常生活になってしまうと、喜びや感動、愛しさよりも自分が子どもの奴隷になったような息苦しさや疲労感の方が強くなる瞬間が増えるように思います。私はだらしないのでまめに掃除はしませんが、それでも毎日の片付け、洗濯(干して、取り込んで、畳んで、しまう一連の作業)、食事作り、食器の後片付け、子どもたちのスケジュール管理(習い事と学校関連)……。食材と日用品の在庫管理にも目を配り、子どもの体調管理にも心を配らなければならず、そこにパートとは言え仕事がからんできます。嬉しいことに子供たちは「母ちゃん!」「母ちゃん!」「見て‼!」「見て‼!」と、呼んでくれます(泣)。次男の歯科矯正管理やら長男のコンタクト着脱手伝いなど、今後自立を促すことで解放される務めもあれば、増加する務め(学習支援・進路相談など)もあるかと。息子たちが寝静まった後が唯一の自由時間とはいえ、なんだかんだでアッという間に12時を回る始末です。

 

 ふとした瞬間、ダラダラ過ごす息子たちの姿を目の当たりにすると、疲労感MAX。

あぁぁぁぁぁって気分に陥りますが……。

 

「そして、バトンは渡された」を読んで、育児でしか得られない体験、経験、感情、感動……。そういったものを再認識させられました。

「母ちゃん」「母ちゃん」と呼んでもらえる日々や、彼らがいたから出会えた人や経験、発見、挑戦。自分ひとりでは決して手をだすことのなかった新しい体験をさせてもらっています。毎年ぐんぐん成長していく彼らのエネルギーとかパワーは本当に輝いているし、元気と明るさをくれます。この本は、そういう大切なことを見直すきっかけをくれました。

 

 

血縁なんて関係ない。

子供がいてよかった。子育てを楽しもう。

子育てって幸せの塊!

そういう気持ちにさせられる小説。

 

 

お疲れ気味のママさん、ぜひご一読を~。

お勧めです‼